春の猫1

過去の日記掘り返して再利用する企画

これ書いたのは2005/4/19
大学3年になりたての頃
この日に9本も日記書いてるんだけど、誕生日に何してんだ、おれ・・・



今俺が住んでる部屋の前に猫がいる。
名前はシャロン(勝手につけた)。

彼女との出逢いは去年(2004年)の4月の終わりだった。
強い風雨の中家に帰ってくると、
数ヶ月前に箱買いして家の前に放り出していた
みかんの空き箱にシャロンとその子供がいた。

野良猫のシャロンは俺が近づこうとすると敵意をむき出しに威嚇してくる。
だから寒くないように、いらない衣類を子猫の下に敷くには
シャロンが留守にしてる間しかなかった。

本当なら餌とかもあげたかったけど、
自分の餌でいっぱいいっぱいだったのでそれは断念した。

しかしそれからは子猫たち(クロ・みかん・デルピー)の
成長を見るのが楽しみだった。

そんな不思議な共同生活も2ヶ月もすると終わりを告げる。
子猫たちが大きくなって独立したのだ。

空き箱は元のただの段ボール箱に戻り俺もひとりになった。

ヒゲのいえ

平凡な日々を書き殴り

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